堂島川_水晶橋本日は、水の都_大阪にやってまいりました。 橋を描こうと想い、中之島を散策しました。 「橋のある風景」として、中之島と水晶橋を紹介します。 絵は堂島川にかかる、(手前)鉾流橋(ほこながれはし)からみた水晶橋です。 高速道路が堂島川にそって西の方向に走っています。この橋の向こう側が、御堂筋で、大江橋が架かっています。左の四角いビルは、中之島にある、大阪市役所です。その手前の緑色の屋根を持つものが府立中之島図書館、さらに手前の赤い壁が、中之島公会堂です。 中之島の南側に流れる川は土佐堀川で御堂筋では、淀屋橋がかかっています。大阪市役所の左向こう側にかかります。 ところで、拙画ではよく描けていませんが、この大阪市役所、小生がいままで見たビルで、もっとも美しくうつりました。高くもなく、低くもなく、ちょうどよい高さで、とくに南側は、中之島公園の新緑に映えてみごとな美しさでした。見上げれば窓々には、観葉植物がおかれ、すこしリッチな感じ。 なんとスケッチしている画学生が多数。 事典:水晶橋、鉾流橋 水晶橋 堂島川にかかる橋の多くが、半分くらい水に沈んでいるというのに、この橋は、全景をみせて川に掛けられています。橋自身に階段があり、地面から高く設定されているからです。橋には、ベンチがあり、植え込みすらあるしゃれた橋です。 この橋は本来は昭和4年に完成した堂島川可動堰という、河川浄化を目的として建設されたゲートでした。橋面の改装が行われたとき、さらに多くの人に利用してもらうことを願って、法律上も橋と認定する手続きがとられたので、現在は名実ともに橋になっています。 水晶橋という名の由来は、橋上にある照明灯が水面に映る様子が水晶のかがやきに似ているということから出た愛称であるとする説もあり、水都大阪が繁昌するようにという意味で水昌橋であるという説もあって決め難いものです。 水晶橋は、その姿形のゆえに大阪の人々に愛されています。 水晶橋の美しさの要因を考えてみると、第一には本体のアーチとその上の九つの小アーチの組合わせの妙が挙げられる。 重厚さの中にどこか軽やかさを感じさせます。昭和54年には橋面の改装が行われ、ベンチ代わりの植枡も置かれています。また、ライトアップがなされ、中之島の夜景に彩りを添えています。 鉾流橋(ほこながれ橋) ((手前)スケッチを描いている橋) 天神祭の際行われる鉾流しの神事にちなむ橋名がつけられています。 天神祭の宵宮に神鉾を川に流す行事「鉾流しの神事」は現在も鉾流橋のたもとで行われています。 じつは、turbo717の故郷。 野山を駆けたり、猫とたわむれたり、緑をめでたりするのは、この反動でしょうか。 いまは、見違えるばかり、美しくなっています。 この大都会。 ジャンル別一覧
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